「KOOV(クーブ)」は、ブロックとプログラムを連動させて、ロボットプログラミングの仕組みを学ぶ学習教材です。
開発したのは、ソニーグループの教育事業会社ソニー・グローバルエデュケーションです。
ソニー・グローバルエデュケーションは、IT・Web関連の子ども向け学習教材を専門に開発しているだけに、かなり高い学習効果を期待できます。
そこでこの記事では、プログラミング学習教材「KOOV(クーブ)」の特徴・評判・学習効果などを中心に解説します。
お子さんのプログラミング教室選びのヒントになる情報をまとめているので、参考にしてみてください。
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もくじ
プログラミング学習教材「KOOV(クーブ)」とは?
「KOOV(クーブ)」の特徴を解説
「KOOV(クーブ)」とは、ブロック状のキットとアプリを連動させて、ロボット制御の仕組みを深く学べる学習教材です。
ロボット制御の仕組みを見える化して、効率良く学べることが教育業界で高く評価され、第15回「e-Learning大賞」最優秀賞を獲得!
子ども達が自由に組み立てたブロックの車や昆虫、動物に、アプリから命令を出して、プログラミングで電子パーツを操作する方法を学びます。
正直な話、小さな子ども達は「プログラミング」という言葉は知っていても、「プログラミングでどんなことができるのか」までは理解していません。
しかし、「KOOV(クーブ)」を学習教材に利用すれば、「プログラミングで何をおこなえるか」が理解できるようになります。
子ども達のアイディアを形にして、ものづくりを通じ、プログラミングを学べると評判になり、全国1,000以上のプログラミングスクールで「KOOV(クーブ)」を導入しています。
また、通信教育「Z会プログラミングシリーズ」においても、「KOOV(クーブ)」が学級教材に使われているのです。
シンプルなブロックが子どもの創造力を育む
「KOOV(クーブ)」のブロックは、色・形が違う7種類です。
一般的なブロックに比べると、「種類が少なく」感じるかもしれません。
というのも、子どもの創造力を育むために、あえてブロックの種類を少なくしているのです。
ブロックの種類を少なくしたほうが、子どもが頭の中のイメージを形に表現しやすいというメリットもあります。
「失敗」が「創造力」につながSTEAM教育を取り入れた学習教材
「KOOV(クーブ)」は、AI時代を生き抜く力を育むSTEAM教育を取り入れた学習教材です。
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathmatics(算数)の要素を複合的に取り入れて、子ども達の学びをサポートしています。
理数系の知識を底上げできるだけではなく、アイディアを形にする表現力、芸術的な感性も身に付くため、学びが広がるでしょう。
電子センサーとプログラミングの関係性を「見える化」した学習教材
「KOOV(クーブ)」で学ぶ目的は、ロボットに組み込まれている、電子センサーとプログラミングの関係性を理解することです。
シンプルなブロックと、作品に表現・動きを加える電子パーツにより、多種多様な発見に出会えます。
プログラミングでは、Scratch(スクラッチ)と同じくビジュアルプログラミングを取り入れているため、子どもが直感でプログラムを組める仕組みです。
プログラムを転送すると、お子さんの思い通りの動きで作品を動かせます。
プログラミングも、センサーの働きも「見える化」されているため、抽象的で学びづらいIT技術をわかりやすく学べることがポイントです。
最初は失敗しても、トライアンドエラーを繰り返しながら、子ども達のやる気と自信につなげられます。
子どもの成長段階に合わせて学べる仕様
「KOOV(クーブ)」の対象年齢は8歳以上ですが、専用のアプリを使用することで、お子さんの成長に応じた学びが可能になります。
というのも、アプリは3つの学習コースで構成されているからです。
- 自由制作
- ロボットレシピ
- 学習コース
「ロボットレシピ」はお手本となる作品をまねるだけで、初心者でもロボットプログラミングをすぐにつくることができます。
一方の「学習コース」は、画面上で与えらたミッションをクリアしながら、プログラミングを掘り下げて学べる仕様です。
学習した内容をクイズでおさらいしたり、まとめ機能で要点を確認して、プログラミングの知識を深められることも魅力です。
さらに、「ロボットレシピ」や「学習コース」でインプットした知識は、自由制作でアウトプットできます。
「KOOV(クーブ)」を取り入れた授業の流れ
プログラミング教室では、どのような流れで「KOOV(クーブ)」を取り入れた授業がおこなわれているのでしょう。
「KOOV(クーブ)」を使用した授業の流れを紹介します。
1,ブロック制作とプログラミングにチャレンジ
毎回、新しい課題で「KOOV(クーブ)」を使用して、ロボットプログラミングについて学びます。
身の回りで使われている、ロボットセンサーシステムが題材のため、子どもの関心を引きつけやすいです。
2、実際に制作に取り組む
完成した作品を頭の中でイメージしながら、ロボット制作とプログラミングに取り組みます。
作品を作り終えた後は、動きとプログラミングの関係性を理解して、知識を深めることが可能です。
完成したロボットを自由にアレンジして、オリジナルロボットを作る楽しさにも触れられます。
3、おさらい
振り返りのクイズや、まとめの機能で学習した内容をおさらいし、次の授業に活かせるシステムです。
授業でわからなったことをしっかりとその場で確認できるため、弱点の克服にもつながります。
「KOOV チャレンジ」で世界の仲間と時間を共有できる
KOOV Challenge は、タイトル名通りに「KOOV(クーブ)」でIT技術を競うコンクールです。
といっても、ただ順位を競い合うコンクールではありません。
じっくりテーマについて考え、観察し、仲間と話し合い、作品を作り、失敗してを繰り返しながら、チームで1つの作品を完成させる楽しみに出会えます。
他のチームの作品を見て、次の学びに活かせる刺激をもらえることもポイント!
「次はプログラミングでどんな作品を作ろう」と子ども達の知的好奇心がどんどん膨らみます。
いつものメンバーとは違う、大勢の仲間の前で発表する緊張も、子ども達にとっては大きな経験につながるでしょう。
「KOOV(クーブ)」で学ぶメリット・デメリット
「KOOV(クーブ)」で学ぶメリット
学習効果が高い
KOOVで学ぶ最大のメリットは、学習効果の高さです。
自走式学習を大切にしているため、子ども達自身で検証し、考え、立証するを繰り返して、論理的思考能力が育まれます。
さらに、アイディアをブロックで形にすることで、創造力、想像力、表現力も底上げされるでしょう。
コンテストへの参加に積極的なスクールであれば、プレゼンテーション能力の形成にも役立ちます。
プログラミング初心者から経験者まで長く学べる
プログラミング初心者から経験者まで学習できる、スペックの高さもKOOVで学ぶメリットです。
3つのメニューからプログラミングの理解度にあったプランを選べるため、子どもの学力に応じて使い分けできます。
1つの学習教材を長く使い続けることができると、成長段階に応じて教材を買い替えなくて済みます。
プログラミング教材は高額なものが多いため、経済的な負担を軽減できることは、親御さんにとっても魅力と言えるでしょう。
コマンドのブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラムを組める
学習教材KOOVを取り入れたプログラミングスクールで学ぶメリットとして、子ども達が学びやすいことも挙げられます。
というのも、ブロックプログラミング(ビジュアルプログラミング)を取り入れているため、ノーコードでプログラムを組めます。
しかも、ほぼScratch(スクラッチ)と同じレベル感なので、学校のプログラミングで学んだ知識を活かせるでしょう。
まとめの学習機能付きにより深く理解できる
知識をアウトプットするクイズや、まとめの機能により、あやふやだった部分をきちんとおさらいして、次の学習につなげていけます。
実は、勉強は予習も大切ではあるものの、復習に重点をおいたほうが効率良く学習できます。
なぜなら、授業で学んだ知識を思い出す行為そのものが、知識の定着に直結するためです。
そのため、KOOVで採用している学習スタイルは非常に効率的の良い方法と言えます。
身近なものの仕組みがわかるようになる
KOOVはプログラミングを実生活に役立てるための知識を学べる学習教材です。
授業で使ったプログラミングを信号機や踏切などの身近なものに関連付けて、子どもの関心を引きつけます。
子ども達自身が考える姿勢を大切にする学び
KOOVを学習教材に使用しているプログラミングスクールでは、子ども達自身が「考えて学ぶ」姿勢を大切にしています。
最初から正解を与えるのではなく、試行錯誤しながら学習することが深い学びにつながるためです。
大人から見れば、正解がわかっているだけにもどかしく感じますが、自分で「考え」て正解を導き出すプロセスが大切なのです。
自分で考えてプログラミングを学ぶことで、集中力も高まり、1つの課題にコツコツと取り組む学習習慣も身につきます。
いつも途中で挫折してしまう子こそ、学習教材にKOOVを使用してみると良いでしょう。
「KOOV(クーブ)」で学ぶデメリット
学習教材としては高価
KOOVの唯一のデメリットな側面を挙げるとしたら、学習教材にしては高額なことです。
ECサイトで購入できたとしても、3万5千円以上はするため、プログラミングスクールの入会金、授業料を合算すると、初回時はまとまった出費になる可能性が高いです。
ただし、KOOVは長く利用できるため、長期的な目でみれば、決して高価な学習教材ではありません。
最後に
多くのプログラミングスクールで、学習教材に取り入れいる「KOOV(クープ)」について紹介しました。
目まぐるしく感じるくらいに、AI化が猛スピードで進んでいる世の中で、いかにして子どもにITスキルを学ばせたら良いのか親としても悩む部分です。
どんなに親がプログラミングを我が子に学ばせたいと感じても、肝心の子どもがやる気にならなければ、継続した学びにつなげづていきづらいです。
一方で、ものづくりとプログラミングがセットになったKOOV(クープ)なら、プログラミングを単独で学ぶよりも、子ども達が取っ付きやすいと言えます。
この機会に、お住まいの近くでKOOV(クープ)を体験できるプログラミングスクールを探してみてはいかがでしょう。
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