「子ども向けのプログラミング学習教材の選び方がわからない」
「小学生にちょうどいいレベル感のプログラミング教材はないかな?」
と悩んでいませんか?
今回ご紹介するビジュアルプログラミング「MakeCode」」は、Scratch(スクラッチ)と同じレベル感で学べる、プログラミング初心者向けの学習教材です。
お子さんのプログラミング学習に学習ツールの購入を検討しているパパ、ママのために、「MakeCode」の特徴・メリット・デメリットについて紹介します。
プログラミングやロボット製作を学ぶなら
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出典元: https://wonder.litalico.jp/
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もくじ
プログラミング学習教材「MakeCode」とは?
MakeCodeの特徴は?
MakeCodeはマイクロソフト社が開発・提供する、8歳児以上を対象にしたプログラミング学習ツールです。
マイクロソフト社と言えば、ExcelやWordなどのソフトで有名ですね。
誰でも無料で利用できることもポイント!
MakeCodeは、以下の5つの機能が備わっている学習ツールです。
Make codeでできること
- レトロなArcadeゲームの制作
- micro:bitのプログラム作成
- Minecraft の改造(MakeCode for Minecraft)
- ビジュアルプログラミング学習
- JavaScript や Pythonによるコーディング
大きな特徴は、MakeCode1つでビジュアルプログラミングから、プログラミング言語「JavaScript」「Pythonに」まで幅広く学べることです。
Scratch(スクラッチ)のように、ブロックを組み合わせて、プログラムを作成することを「ブロックプログラミング」と呼びます。
「動き」「音」などの変化を付ける命令が書かれたブロックを、組み合わせて、画面の中の物体に連動する動きを付けけていくプログラミングです。
今回、紹介するMakeCodeも、Scratchほどは知名度は高くありませんが、ブロックプログラミングを使用する学習教材です。
子ども達が、プログラミングを学びやすい操作性の良さと、視覚を通して情報をキャッチできる学習効率の高さがポイント!
親としての本音を言えば、専門的なプログラミング言語を早く子どもにマスターしてほしいけれども、プログラミング初心者にとってはハードルが高いですね。
しかし、MakeCodeやScratchなどのビジュアルプログラミングなら、子どもがゲームやブロックで遊んでいる感覚で、プログラミングを学べます。
ゲーム感覚で学べる「ワクワク感」が子どもの学ぶ力を底上げする
MakeCodeは、子ども達の間で爆発的な人気ゲーム「Minecraft」に組み込まれているプログラミングです。
「Agent(エージェント)」と呼ばれる、画面の中のロボットをMakeCodeによるプログラミングで指示を出して動かします。
ただ、Agent(エージェント)を動かすだけでなく、プログラミングの「順次」「条件分岐」「繰り返し」を利用して、画面の空間の中にブロックで建物を作る楽しみもあります。
また、座標で「ここからここまで」と範囲をして、Agent(エージェント)に穴を掘らせるなどの複雑な動きを与えることも可能。
ゲームと聞くと、シューティングゲームのような殺伐としたものをイメージする方も多いでしょう。
しかし、MakeCodeを使用するMinecraftは、子どもが自由に画面にお絵描きするイメージで遊べるため、大人がイメージするゲームとは大きくかけ離れています。
子どもの創造力を膨らませる仕掛けがつまっているため、人格形成にも役立ちます。
micro :bit(マイクロビット)と連動させることが可能
MakeCodeは、ロボットセンサーの仕組みについて学びたい子におすすめのプログラミング学習教材です。
というのも、元々ゲームというよりは、ロボット制御を学ぶことを想定して開発されているからです。
MakeCodeで作成したプログラムでmicro :bit(マイクロビット)に命令を与えるため、プログラミングの仕組みを掘り下げて学べるメリットがあります。
実際に子ども達が手で触れられるロボットと、画面のアニメとでは学ぶ楽しさも変わりますね。
ものづくりが得意な子、ロボットに興味がある子は、MakeCodeとmicro :bitマイクロビットを併用すると、より効率よくロボットプログラミングを学べるでしょう。
MakeCodeとScratchの違いはなに?
MakeCodeとScratchの大きな違いは以下の2つです。
Make codeとScratchの違い
- MakeCodeはmicro:bitと連動させて、ロボットセンサーの仕組みを学べる
- MakeCodeはビジュアルプログラミングからテキストプログラミングに移行できる
「Scratch(スクラッチ)でビジュアルプログラミングを学習できるのなら、わざわざMakeCodeで学ぶ必要はないのでは……」と感じていませんか?
たしかに、MakeCodeも、Scratchもブロックを組み立てプログラムを作成する原理は同じですが、少し仕様が異なります。
そこで、MakeCodeとScratchの違いを詳しく解説します。
micro:bitと連動させてロボットプログラミングを学べる
MakeCodeはmicro:bitと連動させて、動かすことを想定したロボットプログラミング向けの学習教材です。
実際に、MakeCodと連動させて学ぶ想定で、「micro :bit(マイクロビット)」と呼ばれる電子教材が販売されています。
一方のScratch(スクラッチ)は、ロボットプログラミングにも利用されるものの、アニメーションやゲーム制作に向いているビジュアルプログラミングです。
MakeCodeとmicro :bit(マイクロビット)を連動させることにより、加速度センサーや磁気センサーがプログラムで動く仕組みを学習できます。
そのため、お子さんの理数系の力を底上げしたいパパやママにおすすめです。
といっても、MakeCodeも、Scratchも基本的なビジュアルプログラミングの仕組みは同じです。
Scratchで基礎を取得し、プログラムの仕組みを理解している子なら、スムーズにMakeCodeを使いこなせるでしょう。
テキストプログラミングを学べる
MakeCodeがテキストプログラミング方式に対応していることも、Scratch(スクラッチ)との違いです。
プロが使用するプログラミング言語「Python(パイソン)」やJavaScript(ジャバスクリプト)」を用いて、テキストコーティングの方法を学べます。
「ビジュアルプログラミングで学んだくらいで、子どもがプログラミング言語でプログラムを組めるのか?」半信半疑ですよね。
たしかに、ビジュアルプログラミングを学んだレベルで、テキストプログラミングに挑戦するのは、難しいです。
しかし、MakeCodeはビジュアルプログラミング言語で作ったプログラムを真似て、プログラミング言語でコーディングできるメリットがあります。
プログラミングの基本的な構造を学びやすいという良さもあるため、初心者のプログラミング学習に最適です。
そもそも、ビジュアルプログラミング言語は、あくまでもプログラミングを学ぶ初歩的な段階にしか過ぎません。
そのため、ビジュアルプログラミングを学んだだけでは、実社会で実力を発揮するのは難しいと言えます。
実践的なプログラミングスキルを身に付けて、子どもに「稼ぐ力」を付けるためにも、MakeCodeによるプログラミング学習をおすすめします。
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MakeCodeでプログラミングを学ぶメリット
Make Codeでプログラミングを学ぶメリットは、以下の4つです。
Make codeとScratchの違い
- 子ども挫折しにくい
- 遊びながら論理的思考能力・想像力・創造力が鍛えられる
- 無料でコーディングを学べる
- 目の前で動くおもちゃを作れる
子どもが挫折しにくい
Make Codeには、以下の3つ仕様があります。
- Make Code for Arcade
- Make Code for Minecraft
- Make Code for micro :bit
子ども自身が自由な発想でゲームを制作したり、Minecraftを改造したりして、ゲーミングの世界観を楽しめます。
また、別売りの「micro:bit」と連動させることにより、ロボットセンサーについての知識を深めながら、ものづくりの面白さに気づけます。
Scratch(スクラッチ)と同じレベル感のビジュアルプログラミングで、深い学びにつなげていけることが魅力です。
「カチッ」と画面上のブロックをはめるだけで、プログラミングを作れる操作性の良さも、子どもにとっては学びやすく、自信につなげていけます。
英字や数字、記号が複雑に並んだプログラミングを学ぶのは、まだ早いお子さんでも、ブロックやゲームで遊ぶ感覚で学習できます。
遊びながら論理的思考能力・想像力・創造力が鍛えられる
Make Codeでプログラムを作るには、「どのように動かすかな」「どのブロック同士を組み合わせたらいいのかな」と子ども達自身が考えて、シュミレーションする必要があります。
プログラミングは、「根拠」と「結果」が結ぶつくことで、プログラムが成り立ちます。
Make Codeで学習して、試行錯誤を繰り返すと、論理的思考能力が自然な流れで形成されるため、プログラミングを学ぶ際に有利です。
また、創造力・想像力・空間認識力の形成に役立つというメリットもあります。
プログラミング言語の学習にも役立つ
Make Codeは、1つの学習ツールでビジュアルプログラミングとテキストプログラミングを学べます。
ビジュアルプログラミングで、プログラミングの仕組みを理解し、ブログラムに必要な考え方を習得してから、テキストプログラミングに移行できるため、IT関連のスキルを習得しやすいです。
ビジュアルプログラミングから、JavaScrip(ジャバスクリプト)、Python (パイソン)まで学べぶことができ、長期的に継続してプログラミングを学びたいお子さんにはおすすめです。
目の前で動くおもちゃを作れる
Make Code for micro:bitと、別売りのmicro:bitをプログラムで連動して、子供の関心を引き寄せる動くおもちゃを作れます。
ロボットを制作する楽しさと、プログラムを組む面白さをWで楽しめるため、子どもの学習意欲の向上につなげていけるでしょう。
Scratchでゲームを作って遊ぶのも楽しいですが、Make Codeで学ぶとよりプログラミングの可能性が広がります。
まとめ
子ども向けのプログラミング学習教材「Make Code」について特徴・メリットを紹介しました。
Make Codeは、以下のお子さんに向いています。
Make codeの学習が向いている子
- ビジュアルプログラミングが退屈に感じる子
- 将来、IT・Web関連の仕事に就きたい子
- ロボットプログラミングに興味がある子
- 長期的に継続してプログラミングを学びたい子
「自宅で子ども一人でプログラミングを学ぶのはハードルが高い」と感じる場合には、Make Codeを使って学べるプログラミングスクールを利用してみてはいかがでしょう。
最初は簡単なマウス操作から学べるので、PC操作がはじめての子も大丈夫、自分のペースでプログラミングを勉強できます。
Make Codeは、小学校の授業で使用するScratch(スクラッチ)とほぼ同じ仕組みなので、学校の予習・復習にも役立つでしょう。
この機会に、気になるプログラミングスクールの体験教室に申し込んでみませんか。
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