「子供がプログラミング大会に参加するためにはどうしたら良いの?」
このような疑問を抱えている方は、割と多くいらっしゃるのではないのでしょうか。
最近では、子供を対象にしたプログラミング大会も多く開催されています。
そのため、子供がプログラミング大会への参加を検討しているという方も増えてきていることでしょう。
今回の記事では、そんな親御さん向けに、子供のプログラミング大会について詳しく解説していきます。
当サイトでおすすめの子供向けのプログラミング大会「Tech kids Grand Prix」を事例に、大会に参加するまでに必要な準備や、入賞するためにしておくべきことまで、分かりやすくまとめたているため、ぜひ参考にしてください。
もくじ
子供向けのプログラミング大会とはどんな感じ?
そもそも、子供向けのプログラミング大会とは、どのように行われているものなのでしょうか。
まずは、前提として知っておくべき子供向けのプログラミング大会に関する基本的な情報について解説していきます。
プログラミング大会は誰でも参加できるのか?
「プログラミング大会」と聞くと、高度な技術を持ったエンジニアたちが優勝を競い合っているような、少し堅苦しい印象を持たれている方も多いかと思います。
ですが、最近では、子供を対象として開催されているプログラミング大会も増えてきているのです。
年代やレベル別に分けて募集しているプログラミング大会が多く、参加条件さえ満たしていれば、だれでも簡単に応募することができます。
そのため、お子さんが日々プログラミング学習に励んでいるというのであれば、プログラミング大会に挑戦してみるというのはかなりおすすめです。
とはいっても、いざ子供がプログラミング大会に参加するとなると、急に不安に感じられる方もいらっしゃるかと思います。
それ以前に、子供自身が不安を抱いてしまう場合もあるでしょう。
ですが、プログラミング大会において「優勝できなかったらどうしよう」「他の子のレベルが高すぎたらどうしよう」というような心配をする必要はありません。
プログラミング大会に参加することによって、自分の現在の実力がどれくらいかを客観的に知ることができたり、他の出場者から様々な刺激をもらったりと、数多くのメリットがあります。
プログラミング大会に参加した経験は、結果の善し悪しに関係なく、子供本人の今後にとって必ず良い影響を与えてくれることでしょう。
そのため、子供が少しでもプログラミング大会に興味があるようなら、まずは気軽に応募してみることをおすすめします。
プログラミング大会の評価基準は?
プログラミング大会の評価基準には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
- プログラミングのスキルが評価されるパターン
- プログラミングの能力が評価されるパターン
「スキルが評価されるパターン」は、出題された課題に沿って作品を作り、その作品の表現力や問題を解く速さ、正確性などで順位が決定します。
ゲームやアプリ、Webサイトなどの制作を行うため、専門的なプログラミング言語の知識やスキルが必要です。
それに対して、「能力が評価されるパターン」に関しては、企画から自分で行い、考えたことを発表し、そのアイデアに対する評価によって順位が決定します。
そのため、思考力はもちろん、自分の考えを発表するためのプレゼンテーション能力、自分の考えを実現するための行動力なども求められる大会です。
また、大会の参加形式も様々であり、チーム戦で競い合う大会もあれば、個人戦で完全に自分の実力だけで戦っていく大会もあります。
ただし、これはあくまでも一般的な大会の評価基準です。
実際は、それぞれの大会によって、重要視される視点や求められるスキルが細かく設定されています。
そのため、自分が参加したい大会が何を評価基準としているのかを必ず確認するようにしましょう。
子供が参加するプログラミング大会の選び方
続いては、子供が参加するプログラミング大会の選び方について解説していきます。
先ほども触れたように、プログラミング大会は、それぞれの大会によって種類や特徴、参加形式などがバラバラです。
ですが、プログラミング大会自体は、色々な所で数多く行われています。
そのため、まずはどのプログラミング大会に参加するのかを、慎重に選択する必要があるのです。
ちなみに、プログラミング大会を選ぶ際にポイントとなるのは、以下の4つです。
- プログラミング大会の種類は何か
- プログラミング大会の参加条件に当てはまっているか
- プログラミング大会の規模はどれくらいか
- どこが主催しているプログラミング大会か
プログラミング大会の種類は何か
参加するプログラミング大会を選ぶ際にまず重要となるのが、プログラミング大会の種類です。
プログラミング大会には、様々な種類があります。
例を挙げると、以下の通りです。
- セキュリティ・サーバー
- アルゴリズム
- AI(人工知能)
- プログラミング作品
セキュリティ・サーバー
自分のセキュリティに関する技術がどのくらいなのかを計るために実施されているのが、セキュリティ・サーバー系のプログラミング大会です。
オンライン上で開催されている大会もあれば、現地で行われる大会もあり、チーム戦か個人戦なのかも、各大会によって異なります。
また、バトル形式でサーバーを攻撃し合うものや、クイズ形式で得点を競い合うものなど、大会の形式も様々です。
「ハッキングコンテスト」や「情報セキュリティコンテスト」などがこれに当たります。
大会期間は短いものの、正しい知識や思考力が必要となってくるため、難易度は高めです。
アルゴリズム
プログラミング大会の中には、アルゴリズム系の大会もあります。
アルゴリズムとは、問題を解決するための手順や方法のことです。
出題された問題に答えていく形式のものが多く、数字も多く用いらていれるため、数学力も必要となる大会です。
課題に対する回答のスピードや正確性を競い合う「競技プログラミング」という大会や、いかに少ないバイト数(文字数)でプログラムコードを記述できるかを競い合う「ショートコーディング」と呼ばれる大会などがこれに該当します。
参加者全員に対して同じ問題が出題されるため、他の人の回答を自分の回答と比較することができるという点が特徴です。
アルゴリズム系のプログラミング大会は、テキストで、対策がしやすいため、初めてでも優勝を狙いやすい大会であると言えます。
AI(人工知能)
AIいわゆる人工知能に関するプログラミング大会では、出されたテーマに沿ってプログラミングを行い、AIに関する知識や開発技術を競い合います。
AIを活用してロボット同士を戦わせるなど、ゲーム形式で競い合っていく場合が多いです。
AIに関する知識だけではなく、自分の思い通りにものを操作するためのプログラミングスキルも重要となります。
具体的な例としては、「人工知能(AI)コンテスト」や「ゲームAIコンテスト」などが挙げられます。
プログラミング作品
プログラミング作品に関するプログラミング大会です。
「アプリ開発」や「Webサイト制作」などがこれに当たります。
主に、作品におけるアイデアや表現力などが評価されます。
アプリ開発には「Swift」や「Java」、Webサイト制作には「HTML/CSS」や「PHP」などの専門的な言語に関する知識が必要となるため、あるプログラミング言語について特化して学習しているという場合は、日々の成果を発揮する良い機会となるでしょう。
さらに、上記の他にも様々な種類のプログラミング大会が存在しています。
ある分野に特化したプログラミング大会もあれば、分野に指定のないプログラミング大会もあるため、自分が参加したい大会の特徴や対象となっている言語についてきちんと把握しておきましょう。
また、参加の対象となっているプログラミング言語だけでなく、参加者の年代や大会の形式にも注意する必要があります。
基本的にプログラミング大会は年代別に分けて募集をしている場合が多いですが、小学生から大人まで同じフィールドで勝負するような大会もあるのです。
このように、大会によって様々なルールが設けられているため、参加する大会を選ぶ際は、その点も意識するようにしましょう。
プログラミング大会の参加条件に当てはまっているか
各プログラミング大会には、参加条件が定められています。
参加したいプログラミング大会があったとしても、参加条件に当てはまっていなければ、参加資格を得ることは出来ません。
そのため、プログラミング大会を選ぶ際には、しっかりと大会の参加条件を確認するようにしましょう。
プログラミング大会の規模はどれくらいか
続いてポイントとなるのが、プログラミング大会の規模の大きさについてです。
プログラミング大会での入賞経験は、履歴書などに記載することができる、立派な実績となります。
そのため、入賞した大会の規模が大きければ、その分就職の際などに有利になる確率も高くなるということです。
その理由としては、プログラミングの需要は年々高まっていく一方で、高度なITスキルを持った人材が不足しているといった現状が考えられます。
また、その状況は今後さらに進行していくといった予測もされているのです。
そのため、プログラミングスキルを証明できる資格や実績を持っている人材は、これからの時代、確実に重宝されることでしょう。
さらに、小中学生のうちからこのような経験を積んでおくことで、高校や大学などへの進学の際にも有利になる可能性が高いです。
とはいえ、大規模な大会は参加者が多く、レベルもそれなりに高い場合が多いため、まずは大会の規模を重視するよりも、参加しやすいと感じた大会に応募してみることをおすすめします。
どこが主催しているプログラミング大会か
プログラミング大会を選ぶ際には、どこが主催しているプログラミング大会なのかということにも着目するようにしましょう。
主催者がきちんと信頼できるかどうかを見極めることも重要です。
そのためには、主催者の活動内容や過去の大会の記録などに目を通すことをおすすめします。
また、最近ではプログラミングスクールが子供向けのプログラミング大会を主催しているケースも増えてきています。
プログラミングスクールが主催している大会であれば、子供向けに配慮されたプログラミング大会も多く、初めての方でも安心して参加することができるでしょう。
また、プログラミングスクールの公式ホームページなどに、実際の大会の様子や過去の入賞作品などを公開している場合も多いため、参加者のレベルや大会の流れなどをイメージしやすいという点も特徴です。
ただし、プログラミングスクールが主催しているプログラミング大会の中には、そのスクールの在校生でないと参加できない場合もあるため注意してください。
現在通っているプログラミングスクールがあるという方は、通っているスクールで大会について相談してみるのも良いでしょう。
プログラミング大会への出場を目指すのにおすすめのプログラミング教室
子供向けのプログラミング大会を主催しているプログラミングスクールとして、以下のスクールが挙げられます。
- Tech Kids School
- Coder Dojo Japan
- ヒューマンアカデミーロボット教室
通っているプログラミングスクールが主催のプログラミング大会に参加することで、応募から大会の準備まで、スムーズに進めていくことができるでしょう。
また、同じ大会に向けて頑張る仲間がいる上、講師によるサポートも受けられるため、子供自身も心強いことかと思います。
そのため、プログラミング大会への参加を目指すのであれば、プログラミング大会を主催しているスクールに通うということもおすすめです。
ちなみに、上記の3つのスクールの中でも、小学生向けのプログラミング大会として日本最大級と言える大会を主催しているのが、「Tech Kids School」というプログラミングスクールです。
ここからは、そんなTech Kids Schoolが主催しているプログラミング大会について、詳細や参加方法などを具体的に解説していきます。
小学生のためのプログラミング大会「Tech Kids Grand Prix」について
「Tech kids Grand Prix」は、日本最大級とはいえ、初めてプログラミング大会に参加するお子さんにも非常におすすめなプログラミング大会です。
Tech kids Grand Prixは、子供向けのプログラミング教室であるTech Kids School(テックキッズスクール)が主催している、小学生のためのプログラミング大会となっています。
2018年頃に初開催されて以降人気を集め、現在では現役プログラマー達からも注目を浴びるほどの大規模な大会となりました。
「21世紀を創るのは、君たちだ。」をスローガンに掲げ、全国No.1の小学生プログラマーを決定します。
Tech Kids Schoolは、大手企業であるサイバーエージェントが運営しているプログラミングスクールであるため、信頼性が高いという点も特徴です。
参加費が無料で、小学生であれば誰でも参加することができるため、プログラミング大会に初めて挑戦しようと思っている方でも、気軽にエントリーすることができます。
大会の開催場所について
Tech kids Grand Prixの本戦と決勝のプレゼンテーション会場は、渋谷ヒカリエの9階、ヒカリエホールのホールBとなっています。
大会の参加条件は?
Tech kids Grand Prixへの参加条件は、小学生(2010年4月2日~2016年4月1日生まれ)であることです。
この他の指定は特に無く、至ってシンプルな参加条件となっています。
Tech Kids Schoolの在校生でなくても参加することが可能です。
つまり、Tech kids Grand Prixは小学生であれば誰でもすることが出来る大会となっています。
応募する作品について
Tech kids Grand Prixにエントリーする作品には、プログラミング言語や部門の指定はありません。
そのため、自分の好きなことや得意なことを活かしてエントリーできる大会となっています。
子供が得意なプログラミング言語や、頑張って学習しているプログラミング言語があるという場合は、それを用いてオリジナルの作品を作って提出することができるため、初めてでも楽しく大会の準備が進めやすいという点も、Tech kids Grand Prixならではの魅力の一つです。
ただし、ロボットや電子工作品などの、特殊なハードウェアを必要とする作品の応募は受け付けていないとのこと。
その点には十分注意をして、応募作品を仕上げてください。
主なスケジュール
Tech kids Grand Prixの主なスケジュールとしては、以下の通りです。
7月~ | エントリー受付開始 |
9月 | エントリー・作品提出 締め切り |
10~11月 | エリア予選 |
12月 | 各エリア代表選手決定 |
2月 | 本戦・決勝プレゼンテーション |
スケジュールは主催側の都合によって変更となる可能性もありますが、上記を目安として、どの時期に何を行うのかをある程度把握しておきましょう。
評価の基準は?
気になるTech kids Grand Prixでの評価基準となるのは、以下の3つです。
- VISION(掲げる夢や実現したい世界観)
- PRODUCT(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)
- PRESENTATION(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)
これら3つの観点から審査が行われ、順位が決定します。
スポンサーについて
現在、「21世紀を創る次世代のイノベーターを、この場所から」というTech kids Grand Prixの想いに賛同している数多くの企業や団体が、Tech kids Grand Prixのスポンサーとなっています。
上記の他にも、様々な大手企業がスポンサーや後援団体としてTech kids Grand Prixに協賛しています。
大会で入賞すると?
Tech kids Grand Prixで上位に入賞すると、賞金として100万円および協賛企業各社からの副賞や特別賞などのプレゼントが贈呈されます。
また、入賞者だけでなく、参加者全員へのプレゼントも用意されています。
Tech kids Grand Prixは小学生が対象でありながら、大人の大会のような賞が用意されている、かなり本格的なプログラミング大会となっているのです。
同時開催されている「Tech Kids Grand Prix 地域連携大会」について
Tech kids Grand Prixは、2019年から都道府県や市町村と連携し、「Tech Kids Grand Prix 地域連携大会」というプログラミング大会も同時に開催しています。
Tech Kids Grand Prix 地域連携大会は、自治体などが主催している地元の小学生が対象のプログラミング大会です。
2022年度では計24地域との連携が確定しており、今後も様々な地域の追加が見込まれています。
それぞれの地域連携大会で1位になった人は、無条件でエリア予選の3次審査に進出することが可能です。
こちらは、首都圏だけでなく、地方に住む子供たちも平等に大会に参加する機会が得られるようにと開始された取り組みであるため、全国各地で開催されています。
「Tech kids Grand Prix」に出場するメリット
Tech kids Grand Prixに出場するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 参加費が無料
- 応募作品に対するフィードバックをもらえる
- 自分の得意なジャンルで応募することができる
参加費が無料
プログラミング大会には、参加費が必要となる場合があります。
ですが、Tech kids Grand Prixは参加費が完全無料のため、気軽にエントリーすることができる大会です。
応募作品に対するフィードバックをもらえる
Tech kids Grand Prixに応募すると、応募作品に対するフィードバックを受けることができます。
フィードバックを受けることは、自分では気がつかないような視点から意見やアドバイスをもらうことができるため、スキルアップをするためには非常に大切なことです。
そのため、Tech kids Grand Prixに自分のオリジナル作品を提出することは、大会
ただ大会にエントリーして審査の結果だけを見るよりも、なぜその審査結果になったのかという理由まで知ることができるため、
そこでもらったアドバイスを、今後に活かしていくことができれば、確実に腕が上がってくことでしょう。
自分の得意なジャンルで応募することができる
Tech kids Grand Prixの応募作品には、プログラミング言語や部門の指定がありません。
つまり、自分の得意なことを活かして作品を作って大会に応募することが出来るということです。
自分の得意なことを、楽しみながら大会に向けて準備を進めていくことができます。
それぞれのジャンルの特徴をしっかりと理解した上で、自分が最大限に実力を発揮することができるのはどのジャンルかをよく考えましょう。
ただし、前述した通り、ロボットや電子工作品などの特殊なハードウェアを用いた作品では応募不可となっているため注意してください。
「Tech Kids Grand Prix」にエントリーするまでの流れ
Tech kids Grand Prixにエントリーするまでの流れは、以下の通りです。
- エントリー
- 作品提出
- 応募完了
1.エントリー
まずはTech kids Grand Prixのエントリーフォームから、大会にエントリーをします。
エントリーはメールアドレスの登録をするだけで、全てインターネット上で完結するため、誰でも簡単に行えるようになっています。
2. 作品提出
エントリー時に登録したメールアドレスに、応募作品の提出に関する詳細が送られてきます。
その内容に従って、締切日までに作品データや作品概要の提出を行いましょう。
3.応募完了
提出した作品の審査が行われます。
審査が終わり次第、ホームページやメールなどで審査結果が発表されます。
Tech kids Grand Prixで入賞するために必要な準備
ここからは、Tech kids Grand Prixで入賞するためにしておくべき準備について解説していきます。
Tech kids Grand Prixに限らず、他の大会にも応用できる内容となっているため、プログラミング大会での入賞を目指したいという方はぜひご参照ください。
以下に記載されている内容は、プログラミング大会での入賞を保証するものではありません。あくまでも参考としてお読みください。
Tech kids Grand Prixで入賞づるためには、以下の点を意識してしっかりと準備をしていきましょう。
- 自分の得意・不得意を把握する
- 他の参加者の年齢層やレベルをチェックする
- パソコンは購入しておいた方が良い
- 過去の大会の動画や入賞者の作品を参考にする
自分の得意・不得意を把握する
プログラミング大会で優勝するためには、自分の得意なことと不得意なことをしっかりと把握しておくことが大切です。
なぜなら、自分の得意なことを活かすことができれば、子供本人が自分の強みを自覚しているため、自信を持って大会に挑むことができるからです。
また、自分の苦手なこともきちんと把握しておくことで、自分にとって弱点となる部分をカバーするためにできる対策を行うことができます。
そのため、プログラミング大会に向けて準備をする際には、ただ何も考えずに準備を進めていくのではなく、子供自身の「得意を活かすためにはどうすれば良いか」「苦手を克服するためにはどうすれば良いか」を試行錯誤しながら準備をしていくように心がけましょう。
他の参加者の年齢層やレベルをチェックする
プログラミング大会への参加が決まったら、自分のライバルとなる参加者の年齢層やレベルを知ることが重要です。
プログラミング大会でもスポーツにおける大会と同じように、対戦相手の特徴を理解して、勝つための対策を練っておく必要があるからです。
参加条件や過去の大会の様子などを参考に、その大会にはどのような人が多く参加するのかをよく考えましょう。
パソコンは購入しておいた方が良い
子供がプログラミング大会に参加するに当たって、プログラミング用のパソコンは購入するべきなのかと迷われている方も多いことでしょう。
プログラミング大会に万全な状態で挑むためには、日々の学習や練習の積み重ねが欠かせません。
そのため、自宅でいつでもプログラミングの練習が出来るパソコンは持っておくべきだと言えるのです。
ですが、すでに持っているパソコンでプログラミングの練習がいつでも出来るという場合は、新たにパソコンを購入する必要はありません。
もし、パソコンを使用して学習していない、もしくはスクールに行ったときしかパソコンに触っていないというのであれば、これを機にパソコンの購入を検討してみることをおすすめします。
過去の大会の動画や入賞者の作品を参考にする
過去のプログラミング大会の動画や入賞者の作品を見ることは、大会で入賞するために欠かせません。
大会で入賞できるような作品を仕上げるためには、実際に入賞した人の作品を参考にすることが一番でしょう。
なぜなら、実際にその大会で入賞した人の作品は、その大会の評価基準を十分に満たしている作品であるからです。
そのため、過去の大会の様子や入賞者の作品について、よく研究しておきましょう。
ちなみに、Tech kids Grand PrixはYouTubbeや公式ホームページにて過去の大会の様子を配信しています。
以下のどうが
しかし、実際の大会の映像や入賞した人の作品を見ると、自分に自信をなくしてしまうお子さんもいらっしゃることでしょう。
実際に、大会にはかなりレベルの高い技術を持った子供も参加しているため、そう思ってしまうのは当然のことです。
ですが、プログラミング大会において大切なことは、入賞することだけではありません。
安心して大会
また、Tech kids Grand Prixに限らず、多くのプログラミング大会の様子がYouTubeやホームページなどで公開されています。
一つの大会だけでなく、複数の大会の様子を見ることで、自分が参加する大会の特徴が見えてきたり、自分に向いていると感じる大会を見つけたりするきっかけにもなるため、色々な大会の様子を研究してみることもおすすめです。
プログラミングスクールには通うべきなのか
プログラミングスクールが主催している大会であれば、そのスクールに通っている子の方が有利なのではないかと考える方もいらっしゃることでしょう。
結論からいうと、プログラミングスクールに通った方が、効率良くプログラミング大会での入賞を狙えるのは事実です。
もし、プログラミングを独学で学んでいたとしても、大規模なプログラミング大会で通用するまでのスキルを身につけることは正直難しいでしょう。
実際にプログラミング大会で入賞している子供は、ほとんどの場合がスクールに通って日々プログラミング学習に励んでいます。
ですが、プログラミング大会に参加するために最も重要なのは、参加する子供本人のプログラミング大会に対する「参加したい」「入賞したい」という意思です。
そのため、どのプログラミングスクールに通っているから大会で有利になるといったことはありません。
いくら実績のあるプログラミングスクールに通っても、子供自身が大会に対してあまり乗り気で無いというのであれば、スクールに通ってまで大会への出場を目指す意味はありません。
つまり、このことをしっかりと理解した上で、子供に最適なプログラミングスクールを見つけてあげることが必要という訳です。
プログラミングスクールを選ぶ際に失敗しないためには、まずは実際にプログラミングスクールの体験を受けてみることをおすすめします。
実際の授業の雰囲気や講師との相性などを体感した上で、本人の意思を尊重して決めることで、子供はプログラミング学習のモチベーションも維持しやすいことでしょう。
プログラミング大会は参加することに意味がある!
大会に参加するとなると、つい入賞ばかりに気を取られてしまいがちですが、プログラミング大会は、参加すること自体に大きな意味があります。
もちろん、参加するからには入賞を狙うことも大切です。
ですが、結果に関係なく、大会への参加を決めたことや大会に向けて準備をした過程に目を向けてあげましょう。
たとえ入賞はできなかったとしても、プログラミング大会に参加という経験は、確実に本人にとってプラスの経験となるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
Tech kids Grand Prixで入賞するために意識するべきことは、以下の4つです。
- 自分の得意・不得意を把握する
- 他の参加者の年齢層やレベルをチェックする
- パソコンは購入しておいた方が良い
- 過去の大会の動画や入賞者の作品を参考にする
Tech kids Grand Prixは、小学生であれば誰でも気軽に参加することができるプログラミング大会です。
小学生のためのプログラミング大会というだけあって、小学生が参加しやすいように配慮されている部分もあるため、初めての大会への挑戦にもピッタリであると言えます。
とはいえ、Tech kids Grand Prixは小学生対象のとしては日本最大といっても過言ではないほどの注目を集めている大会です。
想像以上に本格的で、大規模な大会となっています。
今後はさらに知名度も上がり、参加者もどんどん増えていくことでしょう。
すでにプログラミングを学習している子にとってはもちろん、まだプログラミングを始めたばかりの子やこれから始めてみたいという子にもおすすめできる大会となってるため、少しでも興味のある方は、ぜひ思い切ってエントリーしてみることをおすすめします。
ただし、入賞ばかりに目を向けたり、他の子と比較したりするのではなく、自分のスキルアップや新たな発見ができる場になることや、挑戦すること自体に意味があるということを忘れないようにしましょう。