中学・高等学校の教育現場で、どのように生徒にプログラミングを教えるべきなのか迷っていませんか?
または、プログラミングは専攻外であるため、生徒を指導する自信がないと感じていませんか?
そのような中学生・高校生のプログラミングの指導に悩んでいるみなさんのために、全国4,000校以上で採用されている「ライフイズテック」について口コミ、特徴、カリキュラムなどをご紹介します。
もくじ
ライフイズテックレッスンとは?
ライフイズテックレッスンの特徴
- 中学校・高校で導入されているオンライン型の学習教材
- 生徒と先生用の教材をパッケージ化してリリース
- 全国600以上の自治体で、私立校を含む4,000校が導入(利用者は120万人以上)
- 経済産業省が推奨する「未来の教室実証事業」に2年連続で採用
- 「Google RISE Awards」「EdTechXEurope グロース部門」など数々の賞を受賞
- 社会・環境分野で活躍するグローバル企業の証である「B Corp」を取得
- 次世代のSTEAM教育コンテンツ
ライフイズテックレッスンとは?
ライフイズテックレッスンとは、新学習指導要綱に対応した中学・高校向けの学習教材です。
その背景には、デジタル化社会を受けて文部科学省がプログラミング教育を強化する目的で、学習要綱を小学校は2020年度、中学校は2021年、高等学校は2022年から一新したことが挙げられます。
そこで、難しいプログラミングの概念を生徒と教師の両方にわかりやすく伝えるために、パッケージ化しリリースされた学校向け学習教材がライフイズテックレッスンなのです。
ライフイズテックレッスンはリリース後、全国600以上の自治体で、公立校・私立高合わせて4,000校以上が「EdTech 導入補助金」を活用し導入しているほど、非常に注目を集めています。
>> 「EdTech 導入補助金 2021」を活用した EdTech ソフトウェア・サービス導入実証の推進についての詳しい資料
プログラミング教育が学校で必修化されている今、ライフイズテックレッスンは教師と生徒の両方にとって、プログラミングを学ぶのに欠かせない学習ツールなのです。
ライフイズテックレッスンの特徴3選!
ライフイズテックレッスンの特徴3選!
- Society5.0(ソサエティ5.0)を見据えた教育プログラム
- オンラインで個別学習を最適化
- 次世代のSTEAM教育を採用
Society5.0(ソサエティ5.0)を見据えた教育プログラム
ライフイズテックレッスンは、Society5.0(ソサエティ5.0)を見据えた学校向けプログラミング学習教材です。
学習の最終目標は、HTML/CSS、JavaScript、Pythonなどのテキストコーティングの習得です。
小学校で身に付けたプログラミングの基礎を中学・高校で底上げして、科学技術の力で社会が抱える様々な問題を解決できる人材を育てる狙いがあります。
ポイント
Society5.0(ソサエティ5.0)とは、物流・経済・不動産・教育などあらゆる分野でAIを取り入れて、デジタル化を最適化した社会。
少子高齢化による人材不足解消と情報を共有化を目指して、Society5.0(ソサエティ5.0)の構築が社会で求められています。
オンラインで個別学習を最適化
オンラインで教師と生徒が繋がり、個別学習を可能にしていることもライフイズテックレッスンの特色です。
集団授業では難しい個別授業が画面を通じて可能となり、子ども一人ひとりの能力に合わせたプログラミング教育を実現することに成功したのです。
これまでの対面型の授業は、都市部と地方で教育格差が生まれやすいデメリットな側面がありました。
その点、オンラインで学べるライフイズテックレッスンは、地方在住者が都市部と同じレベルの授業を受講できます。
次世代のSTEAM教育を採用
ライフイズテックレッスンは、科学・技術・工学・芸術・数学を一体化したSTEAM教育を取り入れています。
STEAM教育は、文部科学省がSociety5.0(ソサエティ5.0)の実現に向けて推奨している教育理念です。
社会は経済と物流、技術など複数の領域が絡み合い構成されています。
幅広い知識を身に付けて社会に潜む問題を見つけて解決していくことこそが、未来の発展につながるとの考えに基づきSTEAM教育が重視されているのです。
ポイント
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。(参照 : 文部科学省公式サイト)
ライフイズテックレッスンに関するX(旧ツイッター)の口コミを紹介!
実際に、ライフイズテックレッスンを使ってみた子ども達の口コミを紹介します!
ライフイズテックレッスン、僕が高校生の時に欲しかった…
個人でも契約出来んのだろうか…
プログラミング、もう1回ちゃんと学びたい…😭— 📱さぁちゃん🎮 (@I1cEXbuXXTiGdla) October 12, 2023
ライフイズテックレッスン2つやるのに1時間かかった
— 所有物 (@ACE_CEO1001) June 26, 2023
ライフイズテックレッスンで頭パンクしそう
— もちだよえ (@hayatomato_dx) November 23, 2022
塩尻市、ライフイズテックのオンラインプログラミング教材「ライフイズテックレッスン」を採用 https://t.co/5n28wEMcNG pic.twitter.com/DZbWDFBeuo
— PR TIMESニュース (@PRTIMES_NEWS) December 16, 2020
ライフイズテックレッスンをテザリングでやったら2分で1GB超えやがった、どんだけリッチなコンテンツなんだよ
— イン沿い🫛 (@insoyder) July 2, 2024
神奈川県にライフイズテックレッスンとか導入してくれないかな
— ぜん@7/21🍏ゼンジン (@zenndao) December 1, 2023
ライフイズテックレッスンの学習教材を紹介!
ライフイズテックレッスンの学習教材は、次の通りです。
教材対象年齢 | 学習内容 |
---|---|
中学校向け | 双方向・JSコース |
高校向け | 情報Ⅰ全対応コース 情報I・AIドリル |
自治体向け | 自治体向けサービス |
ライフイズテックレッスン : 中学校向け
ライフイズテックレッスンの中学生向け学習コンテンツは、HTMLとCSS、JavaScriptを用いたテキストコーティングの技法を習得することを目的にしたコースです。
基礎学習では、子ども達がパン屋のスタッフとなって、お店や商品を紹介したり、値段表を作ったりなどして、テキストコーティングの技法を習得します。
最終的には、HTMLとCSSによるホームページ制作、JavaScriptを使用したWeb制作が一人でできるランクまで到達することが目標です。
また、ライフイズテックレッスンには、教師側は画面で生徒一人ひとりの進捗状況と理解度を確認できるメリットがあります。
個別に最適なサポートをおこなうことができるため、プログラミング力の底上げにつながります。
ポイント
HTMLは、ウェブページ制作で文章を構成し、役割を示すために用いられるマークアップ言語の1つ。厳密には、プログラミング言語ではない。
CSSは、Webサイトのサイズ・色・レイアウトの設定に使われるプログラミング言語。
JavaScriptは、文字や画像をアニメーション化するために用いるプログラミング言語。
ライフイズテックレッスン : 高校生向け
ライフイズテックレッスンの中学生向け学習コンテンツは、次の2種類があります。
- 情報I全対応コース
- 情報I・AIドリル
情報I全対応コースでは、高等学校の「情報I」の学習要綱に従いプログラミングを探究していきます。
一方、「情報I・AIドリル」はAI学習を取り入れ、大学入学共通テスト「情報I」に対応した学習コンテンツです。
情報I全対応コース
情報I全対応コースは文部科学省高校情報科の前調査官を務めた、鹿野利春氏監修の元で開発された、「情報Ⅰ」の授業からAIについても学べるカリキュラムです。
大学入学共通試験を視野に入れて、計画的に情報Iの全分野を学習できるように作成されています。
特徴としては、情報Iの授業がない2年次、3年次のブランクを穴埋めして継続的にプログラミング学習に取り組めることです。
年に3回定期的に実施されるCBT(共通テスト模試)によって、子どもに知識をアウトプットする機会を与える学習指導もポイント!
インプットした知識をアウトプットする学習方法は、弱点を克服する良いチャンスとなり、知識の定着化にもつながります。
情報I・AIドリルコース
情報I・AIドリルコースは、AIを取り入れた学習コンテンツです。
AIが年3回実施されるCBT(共通テスト模試)の結果から、最適な学習プランを個別に提案する画期的な学習スタイルです。
演習問題は、大学入試共通テストの出題傾向を予測して作成されていることがポイント!
どのくらい学習が到達しているかを判断する良い機会です。
一人ひとりの学力に合わせたレベルで反復しながら学習できるため、弱点の単元を強化して効率よく知識を定着させていけます。
自治体向けコース
自治体向けコースは、GIGAスクール構想の実現に向けた教育プログラムです。
オリジナルWeb制作研修、Python研修、データサイエンス研修、共通テスト解読研修などの段階を踏み、教師と生徒の両方をサポート!
教師自身がライフイズテックレッスンでプログラミングを学ぶことで、生徒がどこでつまづきやすいかがわかります。
教師と生徒双方にとって、テキストだけでは分かりづらいプログラミングの世界がイメージしやすくなるメリットもあります。
実際に教育現場にライフイズテックレッスンを導入したところ、10人中9人以上の教師がプログラミングの授業に対する不安が解消されたと実感。
地域によっては全校で導入が進んでおり、学校間の格差を解消してプログラミング力の底上げにつながるのではと期待されています。
ライフイズテックレッスンのメリット
ライフイズテックレッスンのメリット
ライフイズテックレッスンのメリットは、次の4つです。
ライフイズテックレッスンのメリット
- プログラミングを学んでいることを体感できる
- 教師が自信を持って生徒にプログラミングを指導できるようになる
- 地域間の格差がなく平等にプログラミングの授業を提供できる
- 大学入試共通試験を見据えたカリキュラム
プログラミングを学んでいることを体感できる!
ライフイズテックレッスンは、ストーリー仕立てのカリキュラムに従い、子ども自身が問題を解決していきます。
そこそこ課題はレベルが高いので、子ども達が問題をクリアするごとに「やればできる!」と実感できるはずです。
普段スマホやPCで見る、Webサイトやホームページを自分で作るカリキュラムも、子ども達にとっては親しみやすいでしょう。
オリジナルで作ったWebページなどをリリースして情報を発信する楽しさ、全世界の人と繋がれる面白さに気づけることもライフイズテックレッスンのメリットです。
教師が自信持って生徒にプログラミングを指導できるようになる
ライフイズテックレッスンは、教師向けのプログラミング学習教材としても全国の地方自治体で導入が進んでいます。
先生の世代はプログラミングの授業が必修科目ではないため、現場では「生徒にプログラミングを教える自信がない」という声もチラホラ聞かれます。
その点、ライフイズテックレッスンは教員向けプログラムが備わっているため、教師がゼロからプログラミングの知識を習得することが可能です。
実際に、先生がライフイズテックレッスンで学ぶことで、授業をどのように進めていけば効率がいいか具体的なイメージを掴みやすくなります。
地域間の格差がなく平等にプログラミングの授業を提供できる
ライフイズテックレッスンは、オンラインで学ぶクラウド型の学習コンテンツです。
地方に在住している子が、都市部と同じレベルの授業を受けるられるため、地域間で生じている教育格差の解消につながります。
都心、地域の格差がなく、あらゆる生徒・児童が平等に同じレベルの授業を受けられることも、ライフイズテックレッスンのメリットです。
大学入試共通試験を見据えたカリキュラム
ライフイズテックレッスンは、大学入試教室試験を前提にした「情報I」をベースにしてカリキュラムが構成されています。
大学入学試験対策まで含めて、最新のAI技術まで学習できるため、大学受験を考えている子も、早く社会に出たい子も自分に最適な学習環境で効率良くプログラミング学習に取り組めるでしょう。
ライフイズテックレッスンのデメリット
結局は子どものやる気にかかっている!
ライフイズテックレッスンは、個別学習を最適化した素晴らしい学習コンテンツです。
一方で、どんなに優れた学習教材でもあっても、成果が出るか出ないかは子どものやる気にかかっています。
いかに子どもがプログラミングに関心を持ってくれるかが、今後の学力を伸ばしていく鍵になります。
最後に
ライフイズテックレッスンについてカリキュラム、特徴、口コミなどを紹介しました!
あらゆる産業にAI技術が導入されて、これまでとは違う形でデジタル化が加速化している時代からこそ、ライフイズテックレッスンならではのSociety5.0(ソサエティ5.0)に対応したカリキュラムは、後世を担う子ども達のプログラミング学習に最適です。
教育現場で指揮を取っている教師のみなさん、子ども達のプログラミング学習に悩んでいるならライフイズテックレッスンを導入してみてはいかがでしょう。
生徒だけではなく、教師自身もプログラミングの楽しさに気づくことができ、自身の成長につなげていけますよ。
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